BE GREEN! 子どもたちと環境のために、有害ゴミを減らそう
〜ミネソタ州ハイランドパーク小学校の取り組み〜

2008/05/30

家庭内における有害ゴミ削減と廃棄処分活動

ゴール:
家庭内における有毒化学物質は何であるかを理解すること、なぜそれらを安全に処理することが必要なのか、それらの有毒化学物質に対して何が出来るか(例えば、ラベルを読むこと、正しく使うこと、非有毒の製品で代替すること、など)について考えさせる

  • 有毒な素材・物質を含む家庭で使われるアイテムを特定する
  • 表示ラベルに書かれた有毒物質を示すグラフやチャート、キーワードを見つける
  • 生徒の家族は、家庭内において有毒物質の使用を削減することを約束するカードを書く
  • 生徒の家族は有毒物質に関する適正な廃棄に関しての情報を得る

準備するもの:

  • ゴム手袋(有害物質から肌を守るため)
  • HHW Tally Chart (Home Hazardous Waste Tally Chart=家庭内における有害ゴミの集計表)、または情報を記録し管理できる紙
  • 家庭で使われる洗剤や薬品の空ボトル

HHW Tally Chart サンプル

クラス内における導入のための取り組み(推奨):
活動へ誘導するための質問(生徒に対して)

  • “有毒な”というのは、どんな意味ですか?
  • 有毒と思われる物質の名前をいくつか挙げられますか?
  • 家庭内のどこで、有毒物質が発見されると思いますか?
  • 有毒物質が、大気中、水の中、または土壌に入ったらどんなことが起こると思いますか?
  • 有毒物質の正しい廃棄の方法は?



    家庭でよく使われる空っぽのサンプルボトルを渡し、グループで話し合います。
    どんなキーワードが、成分が有害物質であると示す言葉なのか?
    例えば、“Poison(毒)”、“Danger(危険)”、“Warning(注意)”、“Causion(注目)”、“Corrosive(腐食剤)”、“Flammable(可燃性)”
    ミネソタ州ラムジー郡から出されている、「家庭内での有毒ゴミ:環境に優しい廃棄処分ガイド」をサポート教材として使うとよいでしょう。
    生徒たちの家で、色々な物に記載されたこれらの言葉を捜すように説明します。これらの物質が地球に与える影響、また、代替品として利用できる(有害でない物質)について考えるよう生徒たちに課題を出しましょう。生徒には、それら有毒物質を含む製品には近づきすぎないこと、製品ラベルは眺めるだけにすることを補足で説明してください。

    家庭内での取り組み:

    • 各生徒には一対のゴム手袋が渡されます(有害物質から肌を守るため)。生徒がひとつ使用し、保護者がもう片方を使用できます。
    • 生徒は保護者に、彼らが家の中にある(ガレージは除く)有害物質を含む製品を探している旨を説明します。生徒は製品のラベルに書かれているキーワード:“Poison(毒)”、“Danger(危険)”、“Warning(注意)”、“Causion(注目)”、“Corrosive(腐食剤)”、“Flammable(可燃性)”を探します
    • キーワードが見つかるたびに、HHW Tally Chart (家庭内における有害ゴミの集計表)に書き込みカテゴリー分けをしていきます
    • 生徒は保護者に、家の中での有毒物質の使用を控えることを約束するカードに記入するよう頼みます
    • 生徒は、HHWの適正な廃棄法についての情報を保護者と共有する
    • 生徒は、HHW Tally Chartを完成させるか、もしくはこの活動結果をクラスのみんなと共有できるような別の方法を決める
    ※家庭内における、これらの生徒の活動には保護者の監督が必要です

    クラス内におけるフォローアップのための取り組み(継続的な行動のために):

    • クラス単位でのトータルを出すため、Tally Chart(集計表)から生徒各自のデータを積み上げる
    • 他のクラスのトータル数字と比較する。結果を学校内で共有する
    • 驚くべき発見に関してはクラス内でディスカッションする
    • さらに詳細な調査のための質問を生徒から集める
    • 学校で使われている有害物質を含む製品を探し出す
    • 毒性のない代替品を探す
    • 行動を讃える!誰かHHWの廃棄に関するWebsiteを使用したか?幼い兄弟姉妹の手の届かないところへ有害物質製品を移動させたか?保護者に何か新しいことを教えたか?有毒物質に変わるものを見つけ、使ったか?
    • 有毒物質について人々に教えるようなポスターを作る(どの製品にそれら有毒物質が含まれているか、それらの製品はどんな見た目か、使用して残ったそれら有毒物質を含む製品について何をすべきか、それら有毒物質の使用を避けるためにはどうしたらよいかなど)



    これらの活動設計は、ミネソタ・ポリューション・コントロール(ミネソタ州公害管理)の指導や、生徒の保護者たちからの提案を基に作られています。

    身近にある製品を見直すことは、これからの消費を担う子どもたちにとって、きっと役に立つ学習ですね。

    ハイランド・パーク・小学校: www.highlandel.spps.org