キヤノン株式会社

「共生」の理念のもとで

キヤノングループは「共生」という企業理念のもと、世界各地でその地域に根ざした社会貢献活動を展開しています。この企業理念は1988年初頭、キヤノン創立51年目のスタートにあたり、創業以来の企業としての考え方をまとめ、掲げたものです。この理念は、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わずに、すべての人類が末永く共に生き、共に働いて幸せに暮らしていける社会を目指すものであり、キヤノンでは、その実現に向けて、事業活動だけでなく、様々な社会貢献活動にも積極的に取組んでいます。

主な活動分野は、「人道・災害」、「環境保全」、「社会福祉」、「教育・学術」、「地域社会」、「芸術・文化・スポーツ」の6分野です。それぞれの地域社会、文化に沿った活動を行っていますが、近年は人道支援や、人類の未来に向けた次世代育成のための支援に一層の力を入れています。

日本国内では、子どもたちの学習を応援するプログラムとして、キヤノンらしさを活かした「レンズ工作教室」、「カメラ工作教室」、「プリンター解体教室」などの出前授業の実施を、グループ会社も含めた各拠点で推進しています。
また、キヤノンの写真文化を生かした子ども向けプログラム「ジュニアフォトグラファーズ」も全国の学校などに向けて展開しています。

この他にも、Jリーグの協力のもと行っている障がいを持つお子さん達にスポーツに親しむ機会を提供する「Jリーグエンジョイプログラム」、各地域で行われる美化活動、本や使用済み切手などの収集活動などに加えて、NPOや行政の協力のもと行う自然保護プログラム、WFPチャリティウォークなど、社員が気軽にボランティア活動に参加できる機会をもうけ、多くの社員や社員の家族がこれらの活動を通じて、社会や環境への関心を深めています。

これからもキヤノンの培ってきた社内資源(人、資金、技術、施設など)を有効活用し、「良き企業市民」として、キヤノンらしさを活かしながら、人類すべてが豊かに暮らしていける社会の実現に貢献して行きたいと考えています。

CSR/社会貢献の実績や活動

・「チャリティ・ブック・フェア」の収益金でアジアの子どもたちを支援
アジアの青少年の教育、医療、自立支援を目的とした社内チャリティバザー「チャリティ・ブック・フェア」を毎年一回開催しています。これは国内グループ会社を含めた社員が気軽に参加できるチャリティ活動として、年間を通して社員に図書・CD・DVDの提供を呼びかけ社内バザーを開催するものです。1997年に開始し2007年現在まで10年間に渡って継続しているプログラムです。このバザーで得られた収益金には、会社から同額の寄付(マッチング・ギフト)が加えられ、アジア地域の青少年の教育・医療支援等を行っているNPO、NGO各団体への寄付を行っています。

・社員向け上映会を開催
映像を通して社員の地球環境や人道支援への関心、意識向上を図ることを目的に、社内で上映会を実施しています。2007年度は、「世界自然・野生生物映像祭」や「難民映画祭」で好評を博した作品を上映しました。上映の際には、NPO地球映像ネットワークや日本UNHCRの方から作品の背景などについて講演していただき、地球環境や人道支援への理解をより一層深める機会となっています。(キヤノンは、NPO法人地球映像ネットワーク、日本UNHCR協会を支援しています)

・キヤノン自然保護プログラム〜身近な自然にふれあおう〜の実施
東京都レンジャーや財団法人日本野鳥の会の協力により、レンジャーと一緒に森や山を歩き、クリーンアップ活動を行うとともに、レンジャーから森に生息する動植物の解説などを聞きながら自然保護活動について学習する社員と家族を対象にしたプログラムです。2007年度は、横浜自然観察の森や御岳山において実施。普段あまりふれることのないレンジャーの活動を実体験することもでき、自然保護について理解を深める良い機会となっています。(キヤノンは、東京都環境局へ都レンジャーが使用する機材(デジタルカメラ、双眼鏡など)を提供し、財団法人日本野鳥の会を支援しています)

・WFPチャリティウォークに参加
キヤノンとしてWFP協会の使命に賛同し、国連WFP協会の評議員になっているとともに、WFP国連世界食糧計画日本事務所/国連WFP協会主催によるチャリティウォーク「ウォーク・ザ・ワールド」に社員と家族が参加しています。このチャリティウォークの参加費の一部は、WFPが開発途上国で実施する「学校給食プログラム」に活用されます。このプログラムは、貧困が原因で学校へ通うことができない子どもたちに栄養価の高い給食を支給することによって教育の機会を拡げる活動です。2007年度は社員や家族、友人など103名が参加しました。