発問

なぜ、ツキノワグマはこんなに減ってしまったのでしょうか?

「ドングリがなくなったから」と答えが返ってきたので、正解であることを告げ、おおよそ以下の説明をした。

解説

理由は2つあります。1つは、えさがなくなったからです。

「日本の国は昔、ドングリの木を切って、代わりにスギをたくさん植えました。スギはまっすぐで、家を建てるとき柱に使いやすいのです。たくさんドングリを切って、スギを植えました。だから、森はスギだらけになり、えさがなくなったのです。」

「地球温暖化で今まで発生しなかった虫がたくさん発生するようになりました。その虫が木の実を食べつくして、ますますえさはなくなりました。」

「2つ目は、山に住みかがなくなったからです。」

「クマは冬の間どうしていますか。 (c「冬眠」) でも、映像で見たような、冬眠ができる大きなうろがなくなったのです。」

「先生は、ツキノワグマを保護する活動をしている日本熊森協会の安部さんに、どうすればいいかを聞きました。安部さんは、こうおっしゃいました。
『ドングリを集めて山に届けること、ドングリの苗木を育てること、この話を家族や友達に伝えること、大きくなったら一緒に森を守る活動をすること。』」

そして、『地球の子ども新聞』No.88を見せる。紙面には、ドングリを山に届けたり、広葉樹の植林活動をしたりする日本熊森協会の活動風景が紹介されている。